世界金融危機後の自動車業界では人員削減を避けるために、労働組合は雇用保障を確保するために、労働時間の短縮やサラリーカットで会社側と交渉している。
昨日、自動車パーツメーカーのヴァレオ社は800人の従業員を対象に4.5ヶ月間の雇用保障と引換えに、1週間に1日の労働日数を短縮と15%のサラリーカットは総会で承認されたが、会社側では200人の人員削減を予定していた。
今回の労働時間短縮やサラリーカット交渉の合意はサンパウロ市では初めてであり、今日、2,000人の従業員を抱える自動車パーツメーカーのMWM社並びに3,000人のサボー社の総会でも、同様の雇用確保のための交渉が予定されている。
昨年末の2ヶ月間で自動車やトラクターメーカー業界では3,200人の人員削減が行なわれたが、裾野産業である自動車パーツメーカー業界では最終四半期だけで8,000人の人員削減が行なわれた。
また今月中にはGM、TRWやMagneti Marelli社が新たな人員削減を発表しているが、組合側では一時的な時間短縮やサラリーカットなど柔軟な対応で交渉を試みているが、企業倒産を防ぐためには人員削減が避けられない場合が多い。
3ヶ月間から5ヶ月間でのレイオフ後に再雇用での雇用確保はクリチーバのルノー社やマナウスのフィリップス社が組合側と交渉、この期間中はレイオフされた従業員は失業保険の支給と能力アッププログラムが受けられる。(2009年1月29日付けエスタード紙)