国際通貨基金(IMF)では、今年中に新社会保障改革が承認されればブラジルの財政プライマリー収支は2022年にGFP比0.1%の黒字予想、1年前倒しで黒字に転じると予想している。
また2023年の財政プライマリー収支はGDP比0.6%、2024年はGDP比1.0%それぞれ黒字を記録すると予想しているが、昨年10月の予想では、2023年の財政プライマリー収支はGDP比0.5%の黒字を予想していた。
2019年の名目対内債務残高はGDP比90.4%、2023年の名目対内債務残高はGDP比96.5%を予想しているが、昨年10月の予想はそれぞれGDP比90.5%、GDP比98.3%であった。
今年の実質対内債務残高は、GDP比56.2%と昨年10月の予想はGDP比59.9%、2020年の実質対内債務残高はGDP比58.7%、昨年10月の予想はGDP比63.4%であった。
2023年の実質対内債務残高は、GDP比64.2%と昨年10月の予想はGDP比71.6%を7.4%下回っている。また2024年の実質対内債務残高は、GDP比65.7%に達すると予想されている。(2019年4月11日付けエスタード紙)