ロドリゴ・マイア下院議長は、新社会保障改革案の下院議会での投票を上半期末までに終える予定をしているにも拘らず、国会通過するための308票を確実にするための320票には程遠いと読んでいる。
ゼツリオ・ヴァルガス財団(FGV)のセミナーに参加したロドリゴ・マイア下院議長は、今後10年間で1兆レアル相当する歳出削減に繋がる社会保障の憲法補足法案(PEC)の票読みについては数字を明確にしていない。
パウロ・ゲーデス財務相は、260人の下院議員が既に新社会保障改革案に賛成票を投じる票読みをしているが、この中には100人の条件付き支持の下院議員が含まれている。
現行の勤労不可能な高齢者および障害者に対する最低賃金額を支給する継続扶助(Benefício de Prestação Continuada–BPC)は、65歳で最低サラリー998.00レアルが支給されるが、新社会保障案では、60歳で400.00レアル、70歳に達すれば最低サラリー998.00レアルの支給案に対して、論争が噴出している。(2019年3月19日付けエスタード紙)