就労・失業者管理センター(Caged)の発表によると、2018年8月の労働手帳に記載される正規雇用は11万400人に達し、8月としては2013年以降では最高の正規雇用を記録している。
今年8月の11万400人の正規雇用のうちサービス業部門は6万6,200人で全体の50%以上を占めたが、2017年11月11日から施行された新労働法で認められている断続的労働契約による新規雇用は約4,000人に達している。
8月のサービス業部門の新規雇用6万6,200人のうち教育関連サービスセクターは2万300人、不動産関連サービスセクターは1万8,000人、テナント・飲食サービスセクターは1万2,800人を占めている。
また8月の小売業部門の正規雇用は1万7,800人、製造業部門は1万5,700人、建設業部門1万1,800人、公共サービス部門1,240人、鉱業部門467人、公務員394人、農畜産部門の正規雇用はマイナス3,349人を記録している。
8月の断続的労働契約による正規雇用約4,000人は前月の3,400人から大幅に増加、そのうち小売販売アシスタントは228人、介護サービス関連は185人、建設業アシスタントは181人となっている。
また8月のパートタイム労働契約による正規雇用は3,100人、そのうちハウスキーパーは206人、大学教授197人、受付業務契約は178人がパートタイム労働契約を牽引している。
今年初め8か月間の正規雇用は、56万8,500人を記録して2014年以降では最高を記録した一方で、ブラジル地理統計院(IBGE)の全国家庭サンプル調査(Pnad)では、失業者総数は1,290万人と横ばいで推移している。(2018年9月22日付けエスタード紙)