ITやAI、ロボットによる第4次産業革命は、コストを抑えるための自動化を最大限にまで推し進め、これまでの産業集積や雇用を破壊していくという特性を持っている。
コンサルタント会社McKinsey社の調査によると、ブラジル国内では2030年までに、第4次産業革命の影響で労働人口の14%に相当する1,570万人が更に失業すると予想、現在のブラジルの失業率は13%に達しているが、18歳~24歳の失業率は約25%に達している。
AIやオートメーション化加速の影響で、今後10年間にテレマーケティングアテンダーの99%は消滅、会計士・法務官は94%、小売販売人は92%、住宅販売仲介人86%、運転手65%、パイロット55%、エコノミスト43%、医療従事者40%、消防士17%、編集者6.0%、化学エンジニアは2.0%の失業が予想されている。
2030年の日本の26%の仕事はAIやオートメーション化で消滅すると予想されており、スイスは25%、ノルウエー22%、ペルー7.0%、ケニアは5.0%が予想されている。(2018年9月3日付けエスタード紙)