ブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、2018年第1四半期の正式な国内総生産(GDP)は前四半期比0.4%増加、経済リセッション期間の8四半期連続での減少から5四半期連続で増加して、景気回復基調となっている。
今年第1四半期の農畜産部門のGDP伸び率は前四半期比1.4%増加、鉱工業部門は0.1%増加、サービス部門は0.1%増加、住宅投資、設備投資や公共投資などの国内総固定資本形成(FBCF)部門は0.6%増加、一般消費部門は0.5%増加、連邦政府支出部門はマイナス0.4%を記録している。
前記同様に今年第1四半期のGDP伸び率は前年同期比1.2%増加、過去12カ月間では1.3%増加、農畜産部門はマイナス2.6%、6.1%増加、鉱工業部門は1.6%増加、0.6%増加、サービス部門は1.5%増加、1.0%増加、FBCF部門は3.5%増加、マイナス0.1%、一般消費部門は2.8%増加、2.1%増加、連邦政府支出部門はマイナス0.8%、マイナス0.6%を記録している。
また今年第1四半期のブラジルのGDP総額は1兆6411億レアル、そのうち農畜産部門939億レアル、鉱工業部門2917億レアル、サービス部門1兆150億レアル、FBCF部門2,632億レアルを記録している。
今年第1四半期の一般消費部門は。前年同期比2.8%増加で4年連続増加を記録、また過去12カ月間のGDP伸び率は1.3%増加を記録、前記同様に過去12カ月間の投資は16.0%増加している。
今年第1四半期の鉱工業部門並びにサービス部門はそれぞれ0.1%増加、特に電力・ガス・下水道、都市衛生セクターは2.1%増加した一方で、鉱業セクターは0.6%増加、製造業セクターはマイナス0.4%、建設セクターはマイナス0.6%を記録している。
前記同様にサービス部門の商業セクターは0.2%増加、輸送・倉庫・郵便セクターは0.7%増加、不動産関連セクターは0.5%増加、その他のサービス部門は0.6%増加、公共教育・保健サービスセクターは0.1%増加、情報通信サービスセクターはマイナス1.2%、金融・保険関連サービスセクターはマイナス0.1%を記録している。また資本財・サービス輸出セクターは1.3%増加、同輸入セクターは2.5%増加している。(2018年5月30日のIBGEサイトから抜粋)