国際通貨基金(IMF)は、昨日ダボスで発表した世界の経済見通し予想で、ブラジルの2018年のGDP伸び率を1.9%並びに2019年のGDP伸び率を2.1%と前回予想を上方修正している。
また今年の世界の平均GDP伸び率は、世界の先進諸国並びに中国、インド経済が牽引して3.9%、2019年の世界の平均GDP伸び率も3.9%と昨年10月の予想をそれぞれ上方修正している。
ブラジルの2018年のGDP伸び率1.9%は前回予想を0.4%上方修正、また2019年のGDP伸び率2.1%も前回予想を0.1%上方修正している一方で、金融市場関係者の予想2.5%をそれぞれ下回っている。
2018年の米国のGDP伸び率は2.7%、2019年のGDP伸び率は2.5%が予想、前記同様にヨーロッパ連合は2.2%、2.0%、ラテンアメリカは1.9%、2.6%それぞれ予想されている。
また前記同様にインドは7.4|%、7.8%と大幅増加が予想、中国は6.6%、6.4%、ロシアは1.7%、1.5%とそれぞれブラジルのGDP伸び率を下回ると予想されている。(2018年1月23日付けエスタード紙)