Valor Data社の26金融機関対象の国内総生産(GDP)伸び率調査によると、2017年第3四半期のGDP伸び率は、一般消費部門並びに投資部門が牽引して前四半期比0.3%増加を予想している。
今年第3四半期のGDP伸び率は前年同期比1.3%増加、今年第2四半期のGDP伸び率は前四半期比0.2%増加、前年同期比0.3%増加して経済リセッションから経済回復サイクルに突入している。
2017年第3四半期のセクター別GDP伸び率比較では、一般消費が0.3%増加、第2四半期の一般消費は、勤続期間保障基金(FGTS)に積み立てられた凍結預金の引き出しが今年3月10日から開始、7月31日迄継続したことが要因となって1.4%と大幅に増加、今年は0.9%増加が予想されている。
また今年第3四半期の連邦政府の支出セクターのGDP伸び率は0.4%増加、第2四半期はマイナス0.9%、今年はマイナス1.8%予想。前記同様に宅投資並びに設備投資、公共投資などの国内総固定資本形成(FBCF)は1.5%増加、マイナス0.7%、マイナス2.5%が予想されている。
輸出セクターは2.9%増加、0.5%増加、5.8%増加、輸入セクターは4.4%増加、マイナス3.5%、3.6%増加、農畜産セクターは1.0%増加、マイナス0.5%、11.9%増加、鉱工業セクターは1.0%増加、マイナス0.5%、増減なし、サービスセクターは0.6%増加、0.6%増加、0.1%増加がそれぞれ予想されている。(2017年11月30日付けヴァロール紙)