今年初め9カ月間の中銀並びに国庫庁、社会保障院(INSS)で構成される中央政府の財政プライマリ―収支は、1,085億3,300万レアルの赤字を計上して1997年以降では最悪の赤字を計上、前記同様に10カ月間の財政プライマリ―収支赤字は1,200億レアル、11カ月間の赤字では1,400億レアルを突破すると予想されている。
国庫庁のアナ・パウラ・ヴェスコヴィ長官は、11月にはラテンアメリカ最大級の電力エネルギー会社であるブラジル中央電力公社(Eletrobras)の民営化による120億レアルの臨時歳入を見込んでいる。
また今年12月には、10月末に予定されている岩塩層下(プレソルト)石油鉱区入札による120億レアル、空港民営化による30億レアル、新たな滞納税回収計画(Refis)による10月~12月にかけて毎月16億レアルに達する臨時歳入をアナ・パウラ・ヴェスコヴィ長官は見込んでいる。
今年9月の中央政府の財政プライマリ―収支は、前年同月比12.2%増加の227億2,500万レアルの赤字を計上、227億2,500万レアルの赤字の内訳では、歳入総額が1,040億100万レアル、地方政府(州・市)への交付金141億6,200万レアルを差引いた実質歳入総額は898億3,900万レアルであった。
また9月の歳出総額は前年同月比3.6%増加の1125億6,400万レアルを記録、今年初め9カ月間の歳出総額は、前年同期比0.7%増加の9276億5,100万レアルを記録していた。
今年9月の過去12カ月間の中央政府の財政プライマリ―収支は1,699億レアル、今年初め9カ月間では1,421億レアルの赤字を計上している。(2017年10月27日付けヴァロール紙)