四半期ごとの正式な国内総生産(GDP)は、ブラジル地理統計院(IBGE)から発表されるが、中銀では毎月IGBEのGDP伸び率の発表前に、先行指標として経済活動指数(IBC-Br)を発表している。
2017年8月の経済活動指数(IBC-Br)は、前月比マイナス0.38%を記録して6月の0.41%増加、7月の0.46%増加から一転してマイナスを記録したにも関わらず、第3四半期のGDP伸び率は、前四半期比0.4%前後の増加が予想されている。
今年初め8か月間の修正前の経済活動指数(IBC-Br)は0.31%増加、修正後のIBC-Br指数は0.42%増加、8月の過去12カ月間の修正前のIBC-Br指数は1.08%増加、修正後のIBC-Br指数は0.89%増加となっている。
8月の経済活動指数(IBC-Br)が前月比マイナス0.38%を記録した要因として、8月のブラジルの鉱工業部の月間門生産調査(PIM-PF)ではマイナス0.8%、月間サービス部門GDP伸び率調査(PMS)ではマイナス1.0%、月間小売調査(PMC)ではマイナス0.5%を記録していた。
Valor Data社の21金融機関対象の8月のGDP伸び率調査では、マイナス0.23%と中銀予想の経済活動指数(IBC-Br)のマイナス0.38%よりも減少幅が少なかったが、Goldman Sachs社経済調査部のアルベルト・ラモス取締役は第3四半期のGDP伸び率を0.35%増加と予想している。
Pine銀行のマルコ・カルゾ氏は、今年9月の第3四半期のGDP伸び率は、前月比0.3%、第3四半期のGDP伸び率は前四半期比0.4%それぞれ増加する要因として、トラック通行量が0.7%、自動車生産は7.0%、企業経営者の景況感が0.7%、エネルギー消費量が0.3%、自動車販売が4.0%、一般消費者の景況感が1.7%それぞれ増加すると予想している。(2017年10月19日付けヴァロール紙)