コントロールされているインフレ指数や昨年末から継続している政策誘導金利(Selic)の低下、失業率の回復、緩やかな回復傾向を示している製造業や小売業の生産や販売指標改善で、各金融機関では、来年の各経済指標の上方修正を行っている。
サンパウロ平均株価(Ibovespa)は、初めて7万6,000ポイントを突破して記録を更新しており、Fibra銀行では、2018年のGDP伸び率を前回予想の3.7%から4.1%、今年のGDP伸び率を前回予想の0.7%から0.8%にそれぞれ上方修正している。
Fibra銀行が2018年のGDP伸び率を4.0%以上の上方修正した要因として、インフレ指数を差引いた実質金利の大幅減少、中国や新興国の景気回復、クレジット拡大による一般消費増加で、第4四半期のGDP伸び率は予想を大幅に上回ると楽観視している。
上院議会の独立財政機関(IFI)では、今年第2四半期のGDP伸び率は0.2%と予想を大幅に上回ったため、今年のGDP伸び率を前回予想の0.46%から0.7%、2018年のGDP伸び率を前回予想の1.96%から2.30%にそれぞれ大幅に上方修正している。
独立財政機関(IFI)では、今年8月の製造業部門のGDP伸び率はマイナス0.8%であったが、今年の一般消費は0.8%増加、公共支出はマイナス1.7%、公共投資はマイナス2.8%と予想している。
しかし2018年は国内消費の需要増加に伴って公共投資は4.5%増加、公共支出並びに一般消費も増加すると独立財政機関(IFI)では予想、先週イタウー銀行では2018年のGDP伸び率を前回予想の2.7%から3.0%に上方修正、今年のGDP伸び率は前回予想の0.7%増加に据置いている。
中銀の最終フォーカスレポートによると、2018年のGDP伸び率は前回予想の2.38%から2.43%に上方修正、的中率が最も高いトップ5銀行の今年の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の2.81%から2.92%に上方修正した一方で、2018年のIPCA指数は4.09%に据置いている。また今年並びに来年末の政策誘導金利は7.0%を予想している。(2017年10月10日付けヴァロール紙)