サンパウロ州商業連合(Fecomercio‐SP)の調査によると、今年7月のサンパウロ州内の商業部門並びにサービス部門、卸売部門の雇用は、それぞれ増加傾向を示している。
7月のサンパウロ州商業部門並びにサービス部門、卸売部門の雇用総数は1万5,149人の大幅増加を記録、昨年7月の6,926人の雇用減少から反転して増加に転じている。
サンパウロ州商業連合(Fecomercio‐SP)は、7月の1万5,149人の雇用増加要因として、低率で推移するインフレ指数並びに金利の減少、貿易収支黒字増加、予想を上回るGDP伸び率、一般消費者の景況感改善による小売販売増加が追い風となっている。
また今後の商業部門並びにサービス部門、卸売部門の雇用は、景気回復に伴う年末のクリスマス商戦向けやブラジルでも数年前から開始した米国の感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日金曜日に当たるブラックフライディー向け小売準備で大幅な増加が予想されている。
今年7月のサンパウロ州の小売部門雇用は6,205人、サービス部門は6,174人、卸売部門は2,770人それぞれ増加、これらの3部門の雇用総数は、6万8,300人に対して解雇総数は6万2,100人であった。
今年初め7か月間の小売部門雇用は2万4452人減少しているにも関わらず、昨年同期の6万6,201人減少から大幅に改善しており、サンパウロ州の小売部門雇用総数は200万人以上に達している。
また7月の過去12カ月間の小売部門雇用は5,397人減少したにも関わらず、昨年同期の6万9,407人減少と比較すると10分の1以下の解雇数に留まって大幅な改善を記録している。
今年7月の小売部門の雇用比較では、スーパーマーケットセクターの雇用は3,042人増加でトップ、続いて薬局・化粧品セクターの906人増加。卸売部門の雇用は1万4,774人に対して、解雇は1万2,004人と4カ月連続で雇用増加している。
サンパウロ州の卸売部門の雇用総数は、49万4,700人で2001年以降では最大の雇用総数を記録、7月のサービス部門の雇用総数は16万8,522人、解雇総数は16万2,348人となっている。
またサンパウロ州のサービス部門の雇用総数は734万人、今年初めの雇用総数は4万9,155人、解雇総数は4万1,832人、7月の過去12カ月間では3万9,524人減少している。(2017年9月20日付けヴァロール紙)