2017年第2四半期のGDP伸び率は、一般消費が牽引して前四半期比0.2%増加、今年第1四半期のGDP伸び率1.0%増加に続いて、2四半期連続で増加して2014年第2四半期から継続していた経済リセッションからの脱却が明確となっている。
減少が継続しているインフレ指数や一桁台まで減少している政策誘導金利(Slic)、また2015年末までに正当な理由で解雇されたり、辞任を申し入れたりして会社を辞めた人が、退職後も引き出せずにいた勤続期間保障基金(FGTS)に積み立てられた凍結預金の引き出しが今年3月10日から開始、7月31日で終了した凍結預金が消費に回ったことも第2四半期のGDP伸び率を押し上げた要因となっている。
ブロードキャスト・プロジェクションによる32金融機関対象の今年のGDP伸び率予想調査では、最も楽観的な予想では1.1%増加、平均GDP伸び率予想は0.6%増加と中銀の最終フォーカスレポート予想0.39%を大幅に上回っている。
しかし今年第2四半期の投資は、製造業部門の景況感好転の遅れで前四半期比マイナス0.7%を記録、13四半期連続でマイナスを記録しているが、第3四半期からの失業率改善に伴って、投資もプラスに転じると予想されている。
2017年第2四半期の農畜産セクターGDP伸び率は、今年の穀物生産が記録更新すると予想されて前四半期比変わらずであったものの、前年同四半期比では14.9%と大幅に増加している。
また前記同様の製造業部門はマイナス0.5%、マイナス2.1%、サービス部門は0.6%増加、マイナス0.3%、宅投資並びに設備投資、公共投資などの国内総固定資本形成(FBCF)はマイナス0.7%、マイナス6.5%、一般消費部門は1.4%増加、0.7%増加、公共支出はマイナス0.9%、マイナス2.4%、輸出は0.5%増加、2.5%増加、輸入はマイナス3.5%、マイナス3.3%であった。(2017年9月2日付けエスタード紙)