中銀の発表によると、2017年7月の中銀並びに国庫庁、社会保障院(INSS)で構成される中央政府並びに地方政府(州・市)を合わせた連邦政府の財政プライマリー収支は、161億4,000万レアルの赤字を計上した。
7月の連邦政府の財政プライマリー収支赤字161億4,000万レアルは、統計を取り始めた2001年12月以降では最大の赤字を記録。連邦政府の財政プライマリー収支には、ペトロブラス石油公社並びにブラジル中央電力公社(Eletrobras)の決算は含まれていない。
また今年初め7か月間の連邦政府の財政プライマリー収支は、513億2,000万レアルに達しているが、財政プライマリー収支赤字の大半は、社会保障院(INSS)による年金や恩給などの支出が占めている。
今年7月だけの社会保障院(INSS)の赤字は135億1,000万レアル、今年初め7か月間の社会保障院(INSS)の赤字は、963億8,000万レアルに達しているため早急な年金・恩給改革をしなければ財政破綻に繋がる。
7月の地方政府(州・市)の財政プライマリー収支は、19億2,000万レアルの赤字を計上した一方で、今年初め7か月間では、133億5,000万レアルの黒字を計上して連邦政府の財政プライマリー収支赤字を軽減している。
連邦政府は8月15日に今年の財政プライマリー収支赤字を1,431億レアルから1,631億レアルの上方修正を発表したにも関わらず、7月の過去12カ月間の財政プライマリー収支赤字は、1705億2,000万レアルに達している。(2017年8月31日付けエスタード紙)