中銀並びに国庫庁、社会保障院(INSS)で構成される中央政府の7月の財政プライマリー収支は202億レアルに達して、7月の月間赤字は、統計を取り始めた1997年以降では最悪を情況となっている。
また今年初め7か月間のインフレ指数を差引いた財政プライマリー収支は、前年同期比32.5%増加の763億レアルに達しているが、連邦政府は2週間前に今年の財政プライマリー収支の赤字上限幅を1,390億レアルから1,590億レアルへの引上げを国会での承認を要請していた。
Parallaxis社エコノミストのラファエル・レオン氏は、国会が今年の中央政府の財政プライマリー収支赤字を1,390億レアルから1,590億レアルへの引上げを承認しても、赤字幅を上限以内に留めるのは容易ではないと予想している。
年内の増税の可能性は薄れているものの、財政プライマリー収支赤字の1590億レアルへの引上げで、辛うじて目標の赤字幅以内に収まるとテンデンシアス社エコノミストのファビオ・クレイン氏は予想している。
2014年から7月の中央政府の財政プライマリー収支は赤字を継続、2014年7月の赤字は22億レアル、2015年7月は71億レアル、2016年7月は192億レアル、今年7月は202億レアルの赤字を計上している。(2017年8月30日付けエスタード紙)