ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)の国内総生産(GDP)伸び率調査によると、2017年第2四半期のGDP伸び率は、前四半期比でマイナス0.24%を記録したものの、今年第1四半期のGDP伸び率は、前四半期比で0.99%増加を記録していた。
2017年第2四半期のGDP伸び率の前四半期比マイナス0.24%は、昨年最終四半期のマイナス0.51%を下回る落ち込みに留まっているとジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)国内総生産(GDP)調査担当のクラウジオ・コンシデラ コーディネーターは指摘している。
四半期ごとの正式な国内総生産(GDP)は、ブラジル地理統計院(IBGE)から発表、中銀では毎月IGBEのGDP伸び率の発表前に、先行指標として経済活動指数(IBC-Br)を発表しているが、ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)でも独自の国内総生産(GDP)伸び率調査を行っている。
引出が禁止されていた勤続期間保障基金(FGTS)の3月10日からの積立金解禁で一般消費者は負債軽減に充てたり、小売部門での消費財購入などの影響で、2017年第2四半期のGDP伸び率は、前年同四半期比ではマイナス0.3%を記録している。
今年第2四半期の建設業セクターのGDP伸び率が前年同四半期比マイナス7.4%並びに宅投資並びに設備投資、公共投資などの国内総固定資本形成(FBCF)は、マイナス5.1%と大幅に落ち込んだ影響で、今年第2四半期の鉱工業部門のGDP伸び率は、前年同四半期比マイナス1.8%記録している。
今年第2四半期の鉱工業部門の機械・装置セクターのGDP伸び率が前年同四半期比0.4%増加した一方で、建設セクター及びFBCFは、ラヴァ・ジャット汚職問題による大手ゼネコンの活動停止の影響で壊滅的な打撃を受けている。
今年第2四半期のサービス部門のGDP伸び率はマイナス1.0%の一方で、非耐久消費財セクターは0.5%増加、耐久消費財セクターは3.8%増加、半耐久消費財も7.3%増加している。
今年第2四半期の輸出は前年同四半期比3.2%増加、輸入はマイナス1.8%、今年上半期の国内総生産金額は3兆2,100億レアルに達している。(2017年8月22日付けエスタード紙)