ブラジル地理統計院(IBGE)の州別月間鉱工業生産調査によると、6月のサンパウロ州の製造業部門の生産は前月比0.8%増加、前年同月比では3.0%増加している。
6月のサンパウロ州の製造業部門の生産は、3カ月連続で増加に転じているにも関わらず、今年上半期の製造業部門の生産はマイナス0.1%を記録して、依然として回復基調サイクルに突入していない。
6月の過去3か月間のサンパウロ州製造業部門の生産伸び率は、前年同期比4.5%増加、2012年以降では初めて3カ月連続で増加に転じたとブラジル地理統計院(IBGE)製造業部門調査担当のロドリゴ・ロボ アナリストは説明している。
今年上半期の製造業部門の生産は前年同期比マイナス0.1%を記録したが、昨年上半期の製造業部門の生産は前年同期比マイナス8.6%を記録していたために、サンパウロ州の製造業部門は低調に推移している。
今年6月のサンパウロ州の製造業部門生産は、ピーク時の2011年3月の生産レベルよりもマイナス21.9%の落込みを記録しており、設備稼働率は依然として50%を割る48.9%に留まっている。
今年6月のサンパウロ州の製造業部門のセクター別生産では、調査対象の18セクターのうち9セクターでプラスに転じている。特に食品セクターは18.7%、自動車セクターは14.5%、機械・装置セクターは前年同月比11.1%それぞれ増加している。(2017年8月9日付けエスタード紙)