ブラジル地理統計院(IBGE)の月間鉱工業生産調査によると、今年上半期の製造業部門生産は、前年同期比0.5%増加して3年ぶりの増加に転じた一方で、2016年上半期の製造業部門生産は前年同期比マイナス8.8%を記録、また昨年下半期もマイナス4.0%を記録していた。
今年上半期の製造業部門生産は前年同期比0.5%増加したものの、比較対象の2016年上半期の製造業部門生産は、前年同期比マイナス8.8%を記録していたために、経済リセッションからの回復に疑問が残ると産業開発研究所(Iedi)エコノミストのラファエル・カグニン氏は指摘している。
今年6月の製造業部門生産は5月並みの生産に留まっており、大半の鉱工業部門セクターでは前月比でマイナスを記録、特に自動車セクターはマイナス3.9%、石油・バイオ燃料セクターはマイナス1.7%、医薬品セクターはマイナス9.2%と大幅に落ち込んでいる。
6月の製造業部門生産は前月比0.0%、前年同月比0.5%増加、今年上半期は0.5%増加、過去12カ月間ではマイナス1.9%を記録、前記同様に資本財セクターは0.3%増加、0.3%増加、2.9%増加、1.0%増加している。
また前記同様に中間財セクターは0.1%増加、0.9%増加、マイナス0.1%、マイナス2.1%、消費財はマイナス1.1%、マイナス0.6%、0.9%増加、マイナス2.1%、そのうち耐久消費財セクターはマイナス6.0%、5.0%増加、10.0%増加、1.5%増加、非耐久消費財セクターはマイナス0.5%、マイナス1.8%、マイナス1.2%、マイナス2.9%となっている。(2017年8月2日付けエスタード紙)