ブラジル地理統計院(IBGE)の月間鉱工業生産調査によると、5月の製造業部門の生産は、前月比0.8%増加して2011年以降では最高の伸び率を記録、Orama Investimentos社エコノミストのアレシャンドレ・エスピリット・サント氏は、5月の製造業部門生産は、予想の0.4%の2倍に相当する伸び率に達したとコメントしている。
アレシャンドレ・エスピリット・サント氏は、テーメル大統領の政権維持の不透明感や構造改革の遅れが予想されているにも関わらず、今年の製造業部門の生産伸び率を0.6%~1.0%増加予想、それに伴ってGDP伸び率も0.6%~0.8%増加に引き上げている。
今年5月の製造業部門生産調査対象の鉱工業部門24セクター中17セクターで生産増加を記録、特に軽自動車やトラック、農業機械などの自動車セクターは、アルゼンチン向け自動車輸出並びに記録的な穀物生産で農業機械の販売が大幅に増加している。
5月の製造業部門の生産は前月比0.8%増加、前年同月比マイナス4.0%、今年5か月間では0.5%増加、5月の過去12カ月間ではマイナス2.4%を記録している。
前記同様に製造業部門の資本財セクターは3.5%増加、7.6%増加、3.5%増加、0.9%増加、中間財セクターは0.3%増加、2.9%増加、マイナス0.3%、マイナス2.9%となっている。
また消費財は1.3%増加、5.0%増加、1.1%増加、マイナス2.3%、そのうち耐久消費財セクターは6.7%増加、20.7%増加、11.0%増加、0.4%増加、また非耐久消費財セクターは0.7%増加、1.4%増加、マイナス1.2%、マイナス3.0%となっている。(2017年7月5日付けエスタード紙)