就労・失業者管理センター(Caged)の調査によると、5月の労働手帳に記載される正規雇用者は、4月の5万9,856人増加に続いて3万4,200人増加、僅かながら上昇傾向を示しているとロナルド・ノゲイラ労働相は説明している。
過去2年間で正規雇用は280万人減少したものの、今年の正規雇用は10万人に達するとLCA Consultores社エコノミストのファビオ・ロマン氏は予想しており、僅かながら経済リセッションからの脱出の兆候が表れてきている。
今年初め5か月間の正規雇用は、2月ならびに4月、5月と増加に転じて4万8,500人の正規雇用となっているものの、5月の過去12カ月間の雇用は88万7,000人減少していた。
5月のセクター別正規雇用比較では、農畜産部門の正規雇用は4万6,000人増加、特に天候に恵まれて大幅増産につながったミナス州のコーヒー並びにサンパウロ州のオレンジ収穫向け雇用増加が牽引していると労働・雇用省ストラテジー担当のマリオ・マガリャエス コーディネーターは説明している。
また5月のサービス部門の正規雇用は2,000人増加、製造業部門は1,400人増加、地域別正規雇用比較では、南東部地域のミナス州は2万2,900人増加、サンパウロ州は1万7,200人増加した一方で、リオ州では減少している。
5月の北部地域並びに南部地域の正規雇用はそれぞれ減少、また農畜産部門の正規雇用増加で農村地域の消費は拡大している一方で、銀行金利の減少並びにインフレ低下にも関わらず、都市部での一般家庭の消費は僅かな増加に留まっている。(2017年6月21日付けエスタード紙)