2014年3月に発覚した連邦警察のペトロブラス石油公社関連ラヴァ・ジャット作戦汚職問題発覚後の金融犯罪による連邦政府の損害総額1,230億レアルの50%以上に相当する695億5,400万レアルに達している。
連邦検察官のAndrey Borges de Mendonça氏は、ラヴァ・ジャット作戦汚職問題発覚で特にブラジリア市並びにリオ市、クリチーバ市での不正摘発が拡大、Lava Jato作戦以外でも特に2015年以降の Greenfield作戦やAcronimo作戦、 Zelotes作戦による不正摘発が増加している。
ラヴァ・ジャット作戦汚職問題が発覚した2014年の連邦政府に対する損害トップは、脱税の32億4,300万レアルで金融犯罪の27億2,800万レアルを上回っていたが、2016年には金融犯罪や公金横領に次いで3位まで低下している。
2014年の公金横領犯罪による連邦政府の損害は1億9,800万レアルに留まっていたものの、2015年には25億2,000万レアル、2016年は187億4,200万レアルと連邦警察による大型摘発が継続している。
また2014年の金融犯罪による連邦政府の損害総額は、27億2,800万レアルで脱税による損害に次いでいたが、2015年は113億3,800万レアルでトップに上昇、2016年には516億5,200万レアル、今年6月現在まで38億4,500万レアルでトップを維持している。
2014年の連邦政府の損害トップは脱税の32億4,300万レアルであったが、2015年は金融犯罪が113億3,800万レアルでトップに上昇、2位には2015年11月5日に発生したミナス・ジェライス州サマルコ社鉱山廃水用ダムの決壊事故は過去最悪規模の人身事故となり、有毒物質を含んだ濁流によるドーセ川流域一帯の環境破壊、漁業および農業への壊滅的被害発生の影響を受けた環境破壊事故による損害200億レアルを除いても金や宝石の違法採掘や違法森林伐採、漁業ライセンス不正などによる環境破壊犯罪が100億700万レアルで特筆される。
2014年以降の金融犯罪による連邦政府の損害総額は695億5,400万レアル、公金横領犯罪は219億4,600万レアル、脱税は205億7,900万レアル、環境破壊犯罪は109億4,000万レアル、社会保障関連犯罪は5億2,800万レアル、文化遺産関連犯罪は1億2,500万レアル、麻薬取引犯罪は7,600万レアル、サイバー攻撃犯罪は1,320万レアルとなっている。(2017年6月19日付けエスタード紙)