ブラジル地理統計院(IBGE)の全国家庭サンプル調査(Pnad)によると、今年2月~4月の四半期の月間平均失業率は、13.6%を記録して前四半期(2016年11月~今年1月)の12.6%を1.0%上回っている。また前年同期の平均失業率11.2%から2.4%も上昇している。
今年2月~4月の四半期の失業者総数は1,400万人に達して、前四半期(2016年11月~今年1月)の失業者総数1,290万人から8.7%増加に相当する110万人が新たに失業。また前年同期の失業者総数よりも23.1%増加に相当する260万人の失業者増加となっている。
今年2月~4月の四半期の年齢が15歳~64歳の労働人口は、前四半期比0.7%減少の8,920万人、前年同期の労働人口9,060万人よりも1.5%減少に相当する140万人が新たに失業している。
また労働手帳に記載される正規雇用者総数は、前四半期比1.7%に相当する57万2,000人減少、また前年同期の正規雇用者総数よりも3.6%減少に相当する120万人が解雇されている。
今年同四半期の労働者の平均月収は、2,107レアルで前四半期の2,095レアルを僅かに上回り、前年同期の2,052レアルよりもインフレ指数を下回る50レアル増加に留まっている。
今年同四半期の民間企業の正規雇用者総数は、前四半期比1.7%減少の3,330万人、前年同期比では3.6%減少の120万人が新たに失業者の仲間入りを余儀なくされている。
また今年同四半期の民間企業の労働手帳に記載されない非正規雇用者総数は、前四半期並みの1,030万人、前年同期比では3.1%増加に相当する39万5,000人が新たに失業している。
今年2月~4月の四半期のハウスキーパー総数は610万人、連邦政府や地方政府の公務員総数は1,100万人でそれぞれ同じ水準で推移している。
また今年2月~4月の四半期の企業経営者総数は410万人、前年同期比では経済リセッションによる失業者増加に伴って、10.6%の大幅増加に相当する39万5,000人が新たに企業経営者になっている。
今年同四半期の自営業者は前年同期と同水準の2,230万人、前年同期比では3.1%に相当する70万2,000人減少。前記同様に製造業部門の雇用は1.8%増加、観光・ホテル・飲食業部門も3.0%増加、農畜産・林業・漁業部門は2.4%減少、建設業部門も4.1%減少、四輪・二輪販売部門も2.6%減少している。(2017年5月31日付けIBGEサイトから抜粋)