ブラジル地理統計院(IBGE)の全国家庭サンプル調査(Pnad)によると、今年第1四半期の平均失業率は、13.7%に相当する1,420万人達し、統計を取り始めた2012年以降では最高の失業率を記録している。
ブラジル全国の失業者総数1,420万人はペルナンブーコ州並びにセルジッペ州、ピアウイ州を合わせた人口に匹敵、経済回復基調に突入する前の今後数カ月間の失業率はさらなる悪化が予想されている。
ABC Brasil銀行チーフエコノミストのルイス・オタヴィオ・レアル氏は、経済回復傾向に伴って失業者が就職活動を再開するために、6月の失業率はピークの14.2%に達すると予想している。
今年第1四半期の新たに失業した人は183万4,000人、従業員募集は131万5,000人分減少、そのうち正規雇用募集は59万5,000人分減少している。
5月末に開催される中銀の通貨政策委員会(Copom)では、現在11.25%の政策誘導金利 (Selic)は、さらに1ポイント引き下げられるとAria Capital社チーフエコノミストのエリーザ・マシャード氏は予想している。
2016年第1四半期の平均失業率10.9%、平均実質賃金は2,059レアルであったが、今年第1四半期の平均失業率は13.7%と2.8%と大幅増加、平均実質賃金は2,110レアルに留まっている。(2017年4月29日付けエスタード紙)