エンリケ・メイレーレス財務相は、2018年度の連邦基本予算(LDO)修正案を発表、中銀並びに国庫庁、社会保障院(INSS)で構成される中央政府の2018年度の財政プライマリー収支は、前回予想の790億レアルの赤字から更に500億レアル増加の1,290億レアルに達すると発表している。
しかしジウマ・ロウセフ政権の2015年の公共支出はGDP比22.73%であったが、2018年の公共支出はGDP比18.9%、2019年の公共支出はGDP比18.3%まで減少すると、エンリケ・メイレーレス財務相は連邦政府の歳出削減を強調している。
また2018年度の連邦基本予算(LDO)修正案は1,290億レアルと大幅に拡大するが、これには増税による歳入増加並びにミナス・ジェライス電力公社(CEMIG)がコントロールしていたサン・シモン水力発電所並びにミランダ水力発電所、ヴォルタ・グランデ水力発電所、ジャグアラ水力発電所の4カ所の水力発電所の連邦政府への返却、各州政府の公社の新規株式公開などによる臨時歳入は含まれていない。
中央政府の2018年の財政プライマリー収支は、前回予想の790億レアルの赤字から今回は1,290億レアルの赤字に修正、前記同様に2019年の財政プライマリー収支はゼロから650億レアルの赤字、2020年の財政プライマリー収支は100億レアルの黒字が見込まれている。
また連邦政府の公社の2018年の財政プライマリー収支は、前回予想の30億レアルの赤字から今回は350億レアルの赤字に拡大、前記同様に2019年の財政プライマリー収支は、30億レアルの赤字から今回は35億レアルの赤字に拡大、2020年は34億レアルの赤字が予想されている。
地方政府(州・市)の2018年の財政プライマリー収支は、前回予想の160億レアルの黒字から今回は12億レアルの黒字に下方修正、前記同様に2019年の財政プライマリー収支は、199億レアルの黒字から47億レアルの黒字に下方修正、2020年は166億レアルの黒字が見込まれている。
中央政府並びに地方政府を合わせた連邦政府の2018年の財政プライマリー収支は、前回予想の660億レアルの赤字から今回は1,313億レアルの赤字に拡大、前記同様に2019年の財政プライマリー収支は、169億レアルの黒字から今回は638億レアルの赤字、2020年は232億レアルの黒字計上が見込まれている。(2017年4月8日付けエスタード紙)