人間開発指数(Human Development Index, HDI)は、各国を人間開発の4段階に順位付けするために用いられる平均余命、教育及び所得指数の複合統計で、2015年のブラジルの人間開発指数は、調査対象国188カ国中79位にランクされている。
ブラジルは2004年から人間開発指数の対象国になったにも関わらず、HDI指数の上昇傾向は依然として確認できず、テーメル政権が進めている年金改革や労働法改正の早急な実施が人間開発指数の改善には不可欠となっている。
2015年のブラジルの人間開発指数は0.754で前年と同じ指数に留まって、格差が少ないとされる人間開発指数0.800に到達するには時間がかかると見込まれている。
ブラジルの人間開発指数0.754は、南米ではチリの0.847、アルゼンチンの0.827、ウルグアイの0.795、ヴェネズエラの0.767に次いで5位にランク付けされている。
2015年のブラジル人の平均余命は74.7歳、平均教育年数は7.8年、一人当たりの平均購買収入は1万4,145レアル?(PPP $)、ブラジルの格差調整値は19位下がって0.561に留まっている。
昨年の人間開発指数トップはノルウエーの0.949、2位はオーストラリア及びスイス0.939、ドイツ0.926、デンマークは0.925で5位、チリは0.847で38位、アルゼンチンは0.827で45位、ロシアは0.804で49位となっているが、中国は0.738でブラジルよりも低い90位、インドも0.624で131位となっている。(2017年3月22日付けヴァロール紙)