ブラジル地理統計院(IBGE)の鉱工業部門生産調査(PIM)によると、2017年1月の鉱工業生産は、前年同月比1.4%増加して2014年3月以来34カ月間連続の生産減少から一転して増加に転じている。
しかし2017年1月の鉱工業生産が前年同月比1.4%増加した要因として、2016年1月よりも2日間工場稼働日数が増加、2日間の工場稼働日数を差引けば0.4%増加に留まっている。
2017年1月の鉱工業生産は前年同月比1.4%増加、前月比マイナス0.1%、過去12カ月間ではマイナス5.4%、前記同様に資本財セクターは3.3%増加、マイナス4.1%、マイナス7.9%、中間財セクターは0.8%増加、0.7%増加、マイナス5.5%となっている。
また前記同様に消費財セクターは2.3%増加、0.3%増加、マイナス4.8%、そのうち耐久消費財セクターは3.2%増加、マイナス7.3%、マイナス12.3%、非耐久消費財セクターは2.1%増加、3.1%増加、マイナス3.0%となっている。
2017年1月の鉱工業生産では、製造部門向け投資に相当する資本財セクター並びにクレジット並びに一般家庭の収入に左右される耐久消費財セクターなどの生産が増加に転じているとOrama Investimentos社エコノミストのアレシャンドレ・エスピリット・サント氏は説明している。
しかし2017年1月の鉱工業生産は前月比では僅かに0.1%減少、また過去12カ月間では5.4%と依然として大幅に落ち込んでいるとブラジル地理統計院(IBGE)のアンドレ・マセード コーディネーターは説明している。
2017年1月の鉱工業生産のセクター別比較では、鉱業セクター生産は鉄鉱石並びに原油、石油・天然ガスが牽引して前年同月比12.5%と大幅に増加している。
また前記同様に自動車セクター生産は5.2%増加、情報機器セクターは18.0%増加、紙・パルプセクターは6.9%増加、食品セクターは1.6%微増、金属セクターは4.2%増加、衣類・装飾品セクターは13.3%増加、繊維製品セクターは10.8%増加している。(2017年3月9日付けエスタード紙)