2017年1月の中銀並びに国庫庁、社会保障院(INSS)で構成される中央政府の財政プライマリー収支は、189億7,000万レアルの黒字を計上して統計を取り始めてからでは3番目の黒字額を記録、また過去4年間では最高の黒字額を記録している。
今年1月の中央政府の財政プライマリー収支黒字189億7,000万レアルは、前年同月の148億レアルの21.4%増加に相当、2月の中央政府の財政プライマリー収支は、赤字になると国庫庁のアナ・パウラ・ヴェスコヴィ長官は予想している。
今年1月の国庫庁の財政プライマリー収支は325億レアルの黒字を計上した一方で、社会保障院(INSS)の財政プライマリー収支は134億レアルの赤字を計上しているために、ミッシェル・テメル政権による早急な年金・恩給改革実施を余儀なくされている。
1月の財政プライマリー収支が189億7,000万レアルの黒字を計上した要因として、法人税の増加並びに石油の国際コモディティ価格上昇によるロイヤリティ収入増加、2016年度決算のファイナンス再編成などとなっている。
今年1月の中央政府の歳入総額は前年同月比7.7%減少の1,374億レアル、そのうち地方政府(州・市)への交付金は2.9%増加の186億レアル、純歳入総額は9.1%減少の1,188億レアルとなっている。
今年1月の中央政府の歳出総額は前年同月比13.2%減少の998億レアル、そのうち社会保障院(INSS)の歳出は7.5%増加の403億レアル、中央政府関連公務員並びに補助金関連の支出総額は5.8%増加の242億レアル、その他の義務的な歳出総額は23.2%減少の232億レアル、任意歳出総額は50.4%減少の121億レアルとなっている。
昨年末には今後20年間の無秩序な政府歳出増加に歯止めをかけるために、歳出がインフレ以上に肥大化するのを阻止する憲法修正案(PEC)241号/2016が承認され、2017年度の連邦政府の歳出総額は、インフレ指数相当の前年比7.2%増加の1兆3,010億レアルが上限と決められている
今年1月の行政府関連歳出は前年同月比5.5%減少、一方、立法府関連歳出は前年同月比11.1%増加、司法府関連歳出は前年同月比0.9%増加している。(2017年2月24日付けヴァロール紙)