中銀の最終フォーカスレポートによると、今年末の政策誘導金利 (Selic)は、前回同様に9.50%に据え置いたが、1カ月前の予想9.75%から0.25%下方修正、また2018年末のSelic金利も9.00%に据置かれている。
ブラジル地理統計院(IBGE)の調査では、2017年1月のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、金融スペシャリスト対象調査の平均予想0.42%を下回る0.38%増加に留まって、1月としては1994年から統計を取り始めて最低のインフレ指数を記録、また1月初めに中銀の通貨政策委員会(Copom)では、政策誘導金利 (Selic)を13.75%から13.00%と0.75%切下げていた。
昨日の中銀の最終フォーカスレポートでは、今年の平均Selic金利を前回予想の10.86%から10.81%に下方修正、4週間前の予想は11.08%、2018年の平均Selic金利を前回予想の9.30%から9.25%に下方修正、4週間前の予想は9.70%であった。
レポート作成の協力金融機関の中でも的中率が最も高いトップ5銀行の今年末のSelic金利は前回同様に9.50%に据置いた一方で、2018年末のSelic金利は前回予想の9.50%から9.38%に下方修正している。
昨日の中銀の最終フォーカスレポートでは、今年の国内総生産(GDP)伸び率は、前回予想の0.49%から0.48%に下方修正、4週間前の予想は0.50%であった。
また2018年の国内総生産(GDP)伸び率は、前回予想の2.25%から2.30%に上方修正、4週間前の予想の2.20%から上方修正、3カ月おきに中銀が発表する昨年の最終四半期インフレレポート(RTI)によると、中銀では昨年のGDP伸び率をマイナス3.3%、今年のGDP伸び率0.8%を予想している一方で、エンリケ・メイレーレス財務相は、GDP伸び率1.0%増加を予想している。
今年の鉱工業部門のGDP伸び率は1.0%増加を予想、2018年の鉱工業部門のGDP伸び率は前回予想の2.05%に据置いているが、1カ月前の予想は2.10%増加を予想していた。
今年の連邦政府の公共負債総額は、GDP比51.45%と前回予想の51.05%からさらに増加を予想、1カ月前の予想はGDP比50.82%、2018年の連邦政府の公共負債総額はGDP比55.00%を予想している。
また金融市場関係者の今年の貿易収支黒字は、前回予想の465億ドルから472億3000万ドルに上方修正、中銀では440億ドルの黒字を予想、2018年は前回予想の405億ドルから402億5,000万ドルに下方修正している。
最終フォーカスレポートでは、今年の経常収支赤字を265億ドルと前回同様に据置いているが、1カ月前の予想は265億5,000万ドル。今年の対内直接投資は700億ドル、2018年の対内直接投資は719億3,000万ドルを予想している。(2017年2月13日付けUOLサイトより抜粋)