ブラジル地理統計院(IBGE)の調査では、2017年1月のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、金融スペシャリスト対象調査の平均予想0.42%を下回る0.38%増加に留まって、1月としては1979年12月から統計を取り始めて最低のインフレ指数を記録している。
1月のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)が0.38%増加に留まったために、2月21日及び22日に開催される中銀の通貨政策委員会(Copom)で、政策誘導金利 (Selic)は、大半の引き下げ予想の0.75%を上回る1.0ポイント引き下げられる可能性が出てきている。
ブロードキャスト・プロジェクションによる43金融機関対象の今年末のSelic金利予想では、3銀行はSelic金利が9.0%を下回ると予想、7銀行はSelic金利9.0%を予想、しかし4銀行では年末のSelic金利が依然として二桁台に留まると予想している。
1999年に連邦政府は年間のインフレ指数中央目標値を4.5%、許容値を前後2.0%に定めたが、43金融機関対象の今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)では、22銀行が中央目標値4.5%を下回ると予想、8銀行は4.5%を予想している。
今年1月の過去12カ月間のIPCA指数は、5.35%と昨年12月の6.29%から約1.0%近く下げているとブラジル地理統計院(IBGE)インフレ指数担当のエウリナ・ヌーネス・ドス・サントス コーディネーターは説明している。
今年1月のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は0.38%、昨年12月は0.30%、そのうち食料品・飲料は0.35%、0.08%、住居費は0.17%、マイナス0.59%、日用品はマイナス0.10%、マイナス0.31%、衣類はマイナス0.36%0.32%、公共輸送代は0.77%、1.11%、衛生・健康保険は0.55%、0.49%、教育は0.29%、0.07%、通信費は0.63%、0.02%となっている。
1月の公共輸送代は0.77%増加したが、バス代は2.84%増加で牽引した一方で航空チケット代は7.36%減少、食料品は人参並びに大豆派生品、キャサバ粉が大幅に値上がりしていた。(2017年2月9日付けエスタード紙)