ブラジル地理統計院(IBGE)の鉱工業部門生産調査を基にしたコンサルタント会社MacroSector社の調査によると、2016年12月の製造業部門の26セクターのうち12セクターで前年同月比で増加に転じており、昨年11月の9セクター増加よりも改善している。
2016年12月の製造業部門生産で特に改善が目立ったセクターは、衣類セクターの23.1%増加、情報機器セクター29%、バスやトラックを含む自動車セクター19.6%、機械・装置セクター12.8%、繊維セクター12.4%、木材セクターは10.2%それぞれ大幅に増加している。
今年1月の自動車セクターの生産は、前年同月比17.1%と大幅に増加して2カ月連続で増加を記録しているにも関わらず、新車登録台数は、昨年12月の10.3%減少に続いて今年1月も5.2%減少している。今年1月の企業経営者の景況感指数は4.3%上昇して2014年5月以降では最も高い数値を示しており、
昨年12月の繊維セクター生産が12.4%増加した要因として、輸入衣類の減少に伴って国内の繊維製品の生産増加につながっており、昨年最終四半期から政策誘導金利が減少サイクル入りしたことも後押ししている。
1月11日に開催された中銀の通貨政策委員会(Copom)では、13.75%の政策誘導金利 (Selic)を全会一致で0.75%引き下げ13.00%に決定した影響で、1月の企業経営者の景況感指数は、4.3%上昇して2014年5月以降では最も高い数値を記録している。(2017年2月8日付けエスタード紙)