MCM Consurutores社の調査によると、2016年12月の製造業部門生産は、自動車生産部門並びに政策誘導金利引下げなどが牽引して前年同月比3.0%増加、今年第1四半期の製造業部門生産は、予想よりも改善する可能性が指摘されている。
全国自動車工業会(Anfavea)の発表によると、昨年12月の自動車生産は前年同月比40.6%増加、前月比では14.5%と二桁台の生産増加を記録、またブラジル道路コンセッション協会とテンデンシアス社との共同調査では、昨年初の車両の通行量は4.8%増加している。
またブラジル段ボール協会(ABPO)の発表によると、景気の動向の指標となる昨年12月の段ボール箱生産は前月比3.3%増加、今年第1四半期の段ボール販売は、Selic金利引き下げサイクル突入で企業経営者の景況感上昇に伴って、上昇に転じるとABPOのセルジオ・リバス理事はコメントしている。
昨年11月の平板鋼販売は前年同月比2.3%減少したが、昨年12月は増加に転じたとブラジル鉄鋼卸売業者協会(Inda)のカルロス・ロウレイロ会長は説明している。
Selic金利引き下げサイクル突入、企業経営者の景況感の改善などの要因で自動車部門、機械・装置部門、建設部門向け需要は今年下半期から上昇に転じるとカルロス・ロウレイロ会長はきたしている。
銀行業務集中サービス会社(Serasa Experian)の調査によると、昨年12月の商業部門の活動指数は0.6%減少、製造業部門の企業経営者の景況感指数は2.2%減少したが、商業部門の企業経営者の景況感指数は0.7%上昇、一般消費者の景況感指数は5.8%減少、製造業部門の設備稼働率(Nuci)は2.2%減少していた。
ジェツリオ・ヴァルガス財団ブラジル経済研究所(Ibre/FGV)の調査によると、昨年第4四半期の製造業部門の在庫は、前四半期比0.8%増加の109.1%と2015年7月前後の120%よりも減少しているにも関わらず、適正水準を超える過剰在庫となっていた。
昨年第4四半期の製造業部門の中間財の在庫と103.3%と最も適正在庫に近かったが、消費財のうち非耐久消費財の在庫は109.4%、資本財は119.1%、耐久消費財の在庫は131.2%と依然として過剰在庫となっている。(2017年1月23日付けヴァロール紙)