2016年第4四半期の国内総生産(GDP)は、3月7日にブラジル地理統計院(IBGE)から正式発表されるが、金融市場関係者は昨年第4四半期の平均GDP伸び率をマイナス0.5%と予想している。
2016年第1四半期のGDP伸び率は前四半期比マイナス0.5%、第2四半期はマイナス0.4%、第3四半期はマイナス0.8%、昨年のGDP伸び率は2年連続で継続する経済リセッションの影響で、前年比マイナス3.5%が予想されている。
昨年末に発表された経済活性化政策の中で新しい政策として、勤続期間保障基金(FGTS)の積立金の利益分配、クレジットカード支払いの早期決済、輸出入に係る時間短縮などが含まれているが、引出が禁止されている勤続期間保障基金(FGTS)の積立金解禁で300億レアルの経済効果があると予想されている。
しかし経済活性化につながるインフラ関連部門のコンセッション入札による経済効果は2018年にずれ込むと予想、テンデンシアス社エコノミストのアレサンドラ・リベイロ氏は、今年のGDP伸び率は楽観的に見て0.7%増加に留まると予想、ARX Investimentos社エコノミストのソランジェ・スロウル氏は、今年のGDP伸び率は0.5%増加に留まると予想している。
国際通貨基金(IMF)の発表によると、今年のブラジルのGDP伸び率は0.2%と連邦政府予想の1.0%増加を下回っているが、メイレーレス財務相も今年のGDP伸び率を前回予想の1.0%から0.5%前後に留まると下方修正している。(2017年1月18日付けエスタード紙)