ドイツ銀行では、2017年のブラジルのGDP伸び率は、財政再建政策採用や年金・恩給などの構造改革着手などにも関わらず、ラヴァ・ジャット作戦汚職問題の影響が長引くために、新興国の中で最低のGDP伸び率となる0.5%を予想している。
連邦警察によるラヴァ・ジャット作戦で最大級の汚職疑惑のゼネコン大手ノルベルト・オデブレヒト社初めオデブレヒトグループが連邦検察庁と進めている大型の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)で77人のエグゼクティブが合意したために、今後は多くの与野党議員の不正発覚など政界の行方が混沌として問題収束の予想が立たない。
ドイツ銀行では2017年の先進諸国の平均GDP伸び率を3.4%、新興国の平均GDP伸び率を4.6%と予想、特にインドのGDP伸び率は7.0%予想でトップ、中国は6.5%、石油価格低迷でリセッションに見舞われているロシアでも1.6%増加を予想している。
ドイツ銀行では2017年の新興国のGDP伸び率を楽観視しているが、保護貿易を唱えるドナルド・トランプ氏の次期アメリカ大統領就任による世界経済構図の不透明感以外にも国内問題を抱えるトルコ並びにメキシコ、南アフリカ、ブラジルのGDP伸び率は低調に推移すると予想している。(2017年1月10日付けエスタード紙)