昨日、ミッシェル・テーメル大統領は、年間1,000億レアルに達する社会保障院(INSS)の赤字累積による国家破綻を防止するための早急な年金・恩給改革実施するために、今日国会に年金改革案を提出する。
ミッシェル・テーメル大統領は、男女とも最低年金受給年齢を65歳に定めるが、50歳以上の男性並びに45歳以上の女性に対しては、過渡期に相当するため柔軟な年金受給資格を適用する。
しかしテーメル大統領が強調していたすべての国民に対する同等の年金改革案適用ではなく、警察並びに消防関連の年金改革案は、各州政府の裁定にゆだねる可能性がある。
テーメル大統領並びに与党は、新年金改革法案を国会通過させるためには2/3に相当する下院議員308人、上院議員49人の賛成票が必要であり、国を二分するほど国会が荒れると予想されている。
現在の年齢による年金受給資格は男性65歳、女性60歳で年金積立期間は最低15年となっているが、新年金改革法案では男女とも65歳、年金積立期間は最低25年に変更される。
現在の年金積立期間による年金受給資格は男性35年、女性30年、男性教員30年、女性教員25年となっているが、新年金改革法案では、年金積立期間による年金受給資格はなくなる。
また現在の農村労働者の年齢による年金受給資格は男性60歳、女性55歳、年金積立期間は最低15年となっているが、新年金改革法案では男女とも65歳、年金積立期間は最低25年に変更される。(2016年12月6日付けエスタード紙)