中銀の最終フォーカスレポートによると、今年のGDP伸び率は1か月前の予想であるマイナス3.14%を下回るマイナス3.3%に下方修正、2017年のGDP伸び率は1.21%と前回予想の1.23%から下方修正、1カ月前の予想1.3%から大幅に下方修正している。
中銀はIGBEのGDP伸び率の発表前に先行指標として経済活動指数(IBC-Br)を発表、2週間前の8月のIBC-Br指数は、前月比マイナス0.91%と2009年12月以降では最大の落込みを記録、経済リセッションからの回復傾向になっていない。
今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の6.89%から6.88%とわずかに下方修正、1カ月前の予想7.23%から大幅な下方修正、2017年のIPCA指数は前回同様に5.0%に据置いたが、先週まで1カ月間連続で5.07%に据置かれていた。
10月18日及び19日に開催された中銀の通貨政策委員会(Copom)では、14.25%の政策誘導金利 (Selic)を全会一致で0.25%引き下げて14.00%に決定、2012年10月以来初めてSelic金利が引き下げられていた。
最終フォーカスレポートでは、今年の最終通貨政策委員会(Copom)でSelic金利は0.5%引き下げられて13.5%になると予想、2017年のSelic金利は前回予想の11.0%から10.75%に引き下げられている。
また今年末のレアル通貨に対するドルの為替は前回同様にR$3.20に据置かれたが、2017年のドルの為替も前回同様にR$3.40に据置かれている。(2016年11月1日付けエスタード紙)