全国工業連合(CNI)の加盟企業対象調査によると、10月の加盟企業の企業経営者の景況感を示す業況判断指数(ICEI)は、前月まで5カ月連続で上昇していたにも関わらず、9月の53.7$ポイントから52.3ポイントに減少している。
2014年3月以降の過去28月間連続して50ポイントを割って経済リセッションが鮮明であったにも関わらず、8月の業況判断指数(ICEI)は51.5ポイントに達して、漸く企業経営者の景況感好転のターニングポイントとなる50ポイントを突破し、国内経済好転に明るい兆しが出てきていた。
製造業部門の生産が国内景気の上昇並びに輸出増加で回復基調になるのは2018年上半期になると全国工業連合(CNI)のロブソン・アンドラーデ会長は予想している。
SENAI(全国産業職業訓練機関)では、2020年までに製造業部門は1,300万人の技能工が必要になると見込んでおり、28%に相当する360万人の技能工は新規採用、940万人は再教育を受けた技能工や熟練工が見込まれている。
2017年のブラジルのGDP伸び率は1.2%と連邦政府のGDP伸び率予想1.6%に達しないとSENAI(全国産業職業訓練機関)のラファエル・ルシェジ会長は予想、また2018年のGDP伸び率を2.5%、2019年は2.8%、2020年は3.1%増加をそれぞれ予想している。
またSENAIの「2017年~2020年の製造業部門雇用マップ」では、建設業セクターの熟練工需要は380万人、機械・金属セクターは170万人、2020年までにブラジルGDPの55.3%を占める南東部地域の製造業部門向け熟練工は680万人の需要が見込まれている。(2016年10月20日付けヴァロール紙)