連邦政府は元下院議員並びに元上院議員の年金受給者1,170人に対して年間1億6,400万レアルを支出、この金額は民間企業による平均年金受給額1,862レアルの6,780人分に相当、連邦議員の平均年金受給額は、民間年金平均受給額の7.5倍に達している。
元下院議員並びに元上院議員の平均年金受給額は1万4,100レアル、民間企業による年金最高受給額は5,189.82レアルに対して、議員の年金最高受給額は3万3,763レアルと非常の大きな差がある。
構造改革の旗手的な役割を担う年金・恩給改革実施では、公務員並びに民間人とも痛みを伴う改革をミッシェル・テーメル大統領は迫られているが、聖域なき改革を実施するためには、不文律とされている退役軍人の恩給改革や連邦議員の年金改革にも着手しなければならない。
年金・恩給改革実施で大きな役割を果たしているエリゼウ・パジーリャ官房長官のサラリーは3万934.70レアル、同氏は1999年に僅か53歳で年金受給を開始、下院議員による年金は1万9,398.60レアルを受給している。
ジェッデル・ビエイラ・リマ総務室長官は、下院議員を5期務めた2011年に51歳で年金受給開始、総務室長官としてのサラリー以外にも年金2万354.25レアルを受給している。
連邦議員の年金受給資格は8年間の議職、年金最低受給年齢は50歳、しかし1999年に議員年金プラン改正で、満額の年金受給資格として年金積立期間35年、最低受給年齢は60歳に修正されている。
年金改革を牽引している委員会では、男女とも年金受給資格の最低年齢を65歳、最低積立期間を25年として検討しているが、民間並びに公務員ともに痛みと伴う改革案が検討されている。(2016年10月4日付けエスタード紙)