四半期ごとの正式な国内総生産(GDP)は、ブラジル地理統計院(IGBE)から発表されるが、中銀はIGBEのGDP伸び率の発表前に先行指標として経済活動指数(IBC-Br)を発表、7月のインフレ指数を差し引いた実質IBC-Br指数は前月比マイナス0.09%を記録している。
しかしロイター通信の事前調査による7月のIBC-Br指数は、前月比マイナス0.25%を下回って僅かながら経済回復サイクル入りに近づいていると予想されている。
7月のインフレ指数を差し引かない名目IBC-Br指数は前年同月比マイナス5.2%、7月のインフレ指数を差し引いた実質IBC-Br指数はマイナス3.45%となっている。
また7月の過去12カ月間のインフレ指数を差し引かない名目IBC-Br指数はマイナス5.65%、7月のインフレ指数を差し引いた実質IBC-Br指数はマイナス5.61%を記録している。
7月の小売部門の伸び率は前月比マイナス0.3%であったが、7月のサービス業部門の伸び率は前月比0.7%増加、7月の鉱工業部門の伸び率は前月比0.1%と僅かに増加している。
Gradual Investimentos社チーフエコノミストのアンドレ・ペルフェイト氏は、7月の経済活動指数(IBC-Br)の伸び率は予想していた通りであったが、伸び率の減少幅が縮小してきており、景気後退からの脱出に近づいてきていると説明している。
またファトール銀行チーフエコノミストのジョゼ・ゴンサルヴェス氏は、第3四半期のIBC-Br指数は依然としてマイナスを記録すると予想、しかし第2四半期のマイナス幅よりも改善してきていると説明している。
メイレーレス財務相は、色々な経済指標を総合的に分析すると第4四半期から国内総生産(GDP)は上昇に転じると強調している。(2016年9月19日付けUOLサイトより抜粋)