7月の中銀並びに国庫庁、社会保障院(INSS)で構成される中央政府の財政プライマリー収支赤字は、185億5,100万レアルに達して前年同月の71億4,300万レアルの約2.5倍に達し、7月としては統計を取り始めた1997年以降では最大の赤字を計上している。
また今年初め7か月間の中央政府の財政プライマリー収支は、経済リセッションによるブラジル企業の収益悪化や失業率増加に伴って、国庫庁への歳入の大幅減少が牽引して510億7,300万レアルの赤字を計上、前年同期比では453.1%増加の赤字を計上している。
7月の中央政府の財政プライマリー収支赤字が185億5,100万レアルに達した一因として、連邦政府による補助金や助成金、農畜産活動保証プログラムへの支出が92億レアルに達していた。
7月の中央政府を構成している社会保障院(INSS)の赤字は118億1,800万レアル、国庫庁の赤字は68億500万レアルに達している一方で、唯一中銀は7,210万レアルの黒字を計上している。
今年の中央政府の財政プライマリー収支赤字は1,705億レアルの予算が計上されており、8月~12月までの5か月間の許容赤字は、今年初め7か月間の赤字510億7,300万レアルを差し引いた1,194億2,700万レアルとなっている。
今年初め7か月間の公共投資総額は前年同期比3.0%減少の312億レアルを計上、そのうち停職処分中のジウマ・ロウセフ大統領の最優先プロジェクトである経済成長加速プログラム(PAC)の支出は、前年同期比13.6%減少の224億2,300万レアルとなっている。
7月の公社からの連邦政府への配当金支払いは2,410万レアル、今年初め7か月間の配当金支払いは10億4,400万レアル、国庫庁は7月にコンセッションからの歳入は19億レアル、今年初め7か月間のコンセッションからの歳入は209億6,600万レアルを記録している。(2016年8月31日付けヴァロール紙)