ジェツリオ・ヴァルガス財団ブラジル経済研究所(Ibre/FGV)の企業経営者対象の景況感調査によると、8月の小売業・サービス業・製造業部門の企業経営者の平均景況感は前月比2.4ポイント上昇している。
また8月のサービス部門の企業経営者の景況感は前月比2.8ポイント増加、小売部門も7.2ポイント増加した一方で、製造業部門の企業経営者の景況感は、前月比1.0ポイント減少して前月までの5カ月連続の上昇から一転して減少に転じている。
製造業部門では1年前からの在庫調整終焉や景気の底からの回復の兆しがわずかに表れてきているにも関わらず、ジウマ大統領弾劾判決の決定、テーメル新政権誕生後の新経済政策や構造改革工程表の発表などの要因で、景況感が急上昇する可能性がある。
企業経営者の景況感を示す8月の業況判断指数(ICI)は、調査対象の19セクターのうち9セクターで減少、また8月の設備稼働率(Nuci)は、前月比0.5ポイント減少の73.8ポイントを記録して昨年5月の水準まで低下している。
8月のサービス業部門の企業経営者の今後3か月間以内の雇用増加を考慮している割合は、前月の8.4%から10.3%に上昇して昨年4月の10.9%以降では最高の増加率を記録している。(2016年8月30日付けヴァロール紙)