産業開発研究所(Iedi)の調査によると、第2四半期の鉱工業部門生産の技術別セクターでは、技術力の高いハイテクセクターの生産回復がローテクセクターの回復を上回る傾向となっている。
今年第2四半期末の医薬品セクターや宇宙工学セクターを含むハイテク工業部門生産は、前年同期比マイナス5.9%と今年初めのマイナス20%の落込みから大幅に回復している。
今年第2四半期末の自動車セクターや機械・装置セクターを含むミドテクセクターの生産はマイナス7.9%と今年初めのマイナス20%の落込みから回復しているが、ハイテクセクターの回復を下回っている。
今年第2四半期末の履物並びに繊維、衣料、食品などのローテクセクターの生産はマイナス0.3%を記録して、内需減少をドル高の為替による輸出拡大で補っている。
今年第2四半期末のゴム製品並びに金属、非鉄金属を含むローテク・ミドテクセクターの生産は、マイナス10.4%と自動車産業向け鉄鋼製品需要の減少並びにラヴァ・ジャット作戦汚職問題で建設業部門への鉄鋼需要の壊滅的な打撃の影響で、大幅に遅れていると産業開発研究所(Iedi)エコノミストのラファエル・カギニン氏は指摘している。
中銀の最終フォーカスレポートでは、今年の鉱工業部門GDP伸び率はマイナス5.95%、2016年の鉱工業部門GDP伸び率1.05%増加予想であり、鉱工業部門の回復基調に推移するのは2017年になると予想されている。(2016年8月29日付けエスタード紙)