ブラジル地理統計院(IBGE)の全国家庭サンプル調査(Pnad)によると、今年第2四半期の失業率は、20州及び19大都市圏で2012年以降では最高を記録して経済リセッションが明確となっていた。
ブラジル製造業部門を牽引してブラジル全国の25%の労働人口を抱えるサンパウロ州の第2四半期の失業率は、12.2%を記録して全国平均の11.3%を大幅に上回っている。
今年第2四半期の北部地域の平均失業率は、11.2%と前年同期の8.5%から大幅に上昇、前記同様に北東部地域は10.3%、13.2%、南東部地域は8.3%、11.7%、南部地域は5.5%、8.0%、中西部地域は7.4%、9.7%とそれぞれ大幅な失業率上昇を記録している。
今年第1四半期の北部地域の平均失業率は10.5%、北東部地域は12.8%、南東部地域は11.4%、南部地域は7.3%、中西部地域は9.7%とそれぞれ第2四半期を下回っていた。
今年第2四半期の大都市圏の失業率比較では、バイア州サルバドール市が19.2%でトップ、サンタ・カタリーナ州フロリアノポリス市は7.3%で最低となっている。
今年第2四半期の州別失業率比較ではアマパ州は15.8%でトップ、サンタ・カタリーナ州は6.7%で最低の失業率、今年第2四半期のサンパウロ州では前年同期を84万人上回る290万人が求職状態となっており、憂慮されるレベルまで失業率が上昇している。
今年第2四半期の40歳~59歳の年齢層の失業率は、前年同期比43.2%増加の6.3%まで上昇しており、サラリーの高いベテラン層の失業率増加は、子息の教育継続に悪影響を及ぼすとブラジル地理統計院(IBGE)のジルマール・アゼレード氏は警告している。(2016年8月18日付けヴァロール紙)