ゼツリオ・バルガス財団(FGV)のインフレ調査によると、6月の住宅賃貸料調整基準となるインフレ指数の総合市場物価指数(IGP-M)は、5月の0.82%から1.69%と2倍に上昇している。
また6月の過去12か月間のIGP-M指数は12.21%上昇、今年初め6か月間のIGP-M指数は5.91%上昇、しかし急騰していた大豆価格が安定する7月のIGP-M指数は、1.00%を割り込むとゼツリオ・バルガス財団インフレ調査部のサロマン・クアドロス氏は予想している。
6月の総合市場物価指数(IGP-M)を構成する広範囲生産者物価指数(IPA)は、5月の0.98%から2.21%に上昇、前記同様に消費者物価指数(IPC)は0.65%から0.33%に減少、全国建設コスト指数(INCC)は0.19%から1.52%に上昇していた。
7月以降のインフレ指数の総合市場物価指数(IGP-M)は、大豆の国内価格が減少に転じるにも関わらず、大豆の国際コモディティ価格の上昇で輸出用大豆価格の減少がずれ込み、ドル安の傾向も後押ししてIGP-M指数は、予想を上回る水準を維持すると予想されている。
6月のIGP-M指数調査期間である5月21日~6月20日間の平均ドル為替は前月比0.34%増加、5月のIGP-M指数調査期間の平均ドル安は前月比2.29%増加を記録したために大豆価格上昇の一要因となっていた。
6月の広範囲生産者物価指数(IPA)が2.21%上昇した要因として、大豆価格が5月の12.38%増加から14.82%増加、牛肉価格はマイナス2.28%から0.36%増加、豚肉価格はマイナス5.13%から16.31%と大幅に上昇していた。(2016年6月30日付けエスタード紙)