ブラジル競争倫理研究所(ETCO)とジェツリオ・ヴァルガス財団のブラジル経済研究所(FGV-Ibre)の調査によると、ブラジルのアングラ経済は、2014年まで11年間連続で減少傾向を示していたにも関わらず、2015年は経済リセッションの影響並びに失業率の上昇に伴って増加傾向に反転している。
2015年のブラジルのアングラ経済のGDPは、ブラジル全体の16.2%に相当する9,568億レアルに達したと予想されており、2003年のGDP比21%から2014年のGDP比16.1%と11年連続の減少傾向から一転して増加傾向を示している。
ブラジルの2015年の非公式経済活動規模であるGDP比16.2%には、違法な製品やサービス等が流通する非公式市場の動きだけでなく、税申告を行っている合法的企業でも毎月の製造数をごまかして実際の数よりも少なく報告して、コスト削減を図っている企業も多い。
零細企業に対して簡易で低率の税制体系が適用されるSIMPLES NACIONALを利用している企業や個人零細企業経営者でも、経済リセッションによる販売減少の影響で、過当競争のためコスト削減を余儀なくされているのが現状となっている。(2016年6月28日付けエスタード紙)