過去2年間継続する経済リセッションから漸く景況感の回復傾向が表れだしてきており、多くのエコノミストは、景気の底を打ったと予想して景気浮上が予想よりも早くなると見込んでいる。
製造業部門並びに小売部門の企業経営者の景況感改善、また一般消費者の景況感改善が表れてきており、ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)の製造業部門の企業経営者対象の景況感(ICI)調査によると、6月のICI指数は前月比3.9ポイント上昇の83.1ポイントを記録している。
また6月の消費者態度指数(ICC)98ポイントは、2015年4月以降では最高の消費者態度指数を記録、ジウマ大統領弾劾プロセス以降から一般消費者の景況感指数は上昇に転じてきているとサンパウロ州商業連合(Fecomercio‐SP)では予想している。
MBコンスルトリア社エコノミストのロベルト・メンドンサ・デ・バーロス氏は、2017年のGDP伸び率を前回予想の0.6%から2.0%増加に上方修正、今年のGDP伸び率は前回予想のマイナス4.1%からマイナス3.3%に上方修正している。
イタウー銀行では今年のGDP伸び率を前回予想のマイナス4.0%からマイナス3.5%、2017年のGDP伸び率は前回予想の0.3%から1.0%増加に上方修正している。
フィブラ銀行では今年のGDP伸び率を前回予想のマイナス4.5%同様にマイナス4.5%に据え置いたが、2017年のGDP伸び率は前回予想の1.0%から2.1%に上方修正している。
また前記同様にブラデスコ銀行はマイナス3.5%からマイナス3.0%、1.3%増加から1.5%増加にそれぞれ上方修正している。(2016年6月23日付けエスタード紙)