今年の連邦政府の歳出予想額1兆2,300億レアルは、インフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)9.0% を差引かない前年比の名目増加率は11.5%、インフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)予想である7.12%を差引いた実質増加率は2.3%となっている。
今年の連邦政府の歳出で最も増加率が大きいのは義務的歳出であり、今年の社会保障院関連支出は前年比では名目15.4%増加、実質では5.9%増加の4,361億レアルが予想されている。
また今年の社会扶助基本法(LOAS:Lei Orgânica da Assistência Social)並びに終身所得扶助(RMV:Renda Mensal Vitalícia)による支出は前年比で名目15.5%増加、実質で6.0%増加の491億レアルが予想されている。
更に今年の失業保険並びに支給月が先送りされるサラリーボーナスによる支出の増加率は、最も上昇して前年比では名目26.0%増加、実質では15.7%増加の599億レアルが予想されている。
しかし今年の連邦政府による公務員向け人件費による支出は、前年比では名目8.51%増加、実質では唯一0.45%減少の2,588億レアルが予想されており、歳出義務の4項目で全体の90.6%に相当する9,676億レアルを占めている。
今年の連邦政府の歳出予想額1兆2,300億レアルは、GDP比19.8%に相当して過去最高を更新すると予想されており、歳入予想額1兆780億レアルはGDP比17.4%に相当する。
今年の連邦政府の財政プライマリー収支は1,705億レアルの赤字が承認されているが、公共セクターの支出総額はGDP比2.65%に相当する1,639億レアルが見込まれている。(2016年6月13日付けヴァロール紙)