ブラジル地理院(IBGE)の発表によると、5月のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、0.78%と前月の0.61%から大幅に上昇、5月としては2008年5月の0.79%に次ぐ高インフレ指数を記録している。
特に5月のサンパウロ州のIPCA指数は、旱魃対策の一環として節水制限に協力した家庭向けの上下水道料金の割引制度の中止並びに上下水道料金の値上げが影響して0.93%を記録、1996年5月に記録した0.78%を大幅に上回っている。
5月の過去12か月間のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、9.3%と前月比僅かに増加して依然として8.0%を上回っているために、昨日の中銀の通貨政策委員会(Copom)による政策誘導金利(Selic)は14.25%に据え置かれている。
5月のサンパウロ州水道会社(Sabesp)は、平均上下水道料金を10.37%値上げ、サンパウロ市の上下水道料金は41.90%値上げしたにも関わらず、節水制限に協力した家庭向けの上下水道料金の割引制度を中止している。
5月にはサルバドール市並びにフォルタレーザ市でも電力料金を2.28%値上げ、医薬品は3.10%、タバコは9.33%それぞれ値上げされているとブラジル地理院(IBGE)インフレ担当のエウニア・ヌーネス・ドス・サントス コーディネーターは説明している。
都市別の月間広範囲消費者物価指数(IPCA)の比較では、フォルタレーザ市の4月のIPCA指数は1.02%、5月は0.99%、前記同様にサンパウロ市は0.36%、0.93%、ポルト・アレグレ市は0.94%、0.92%、レシーフェ市は0.69%、0.90%となっている。
また前記同様にサルバドール市は0.62%、0.83%、ベロ・オリゾンテ市は0.71%、0.78%、カンポ・グランデ氏は0.70%、0.73%、クリチーバ市は0.75%、0.64%、ヴィトリア市は0.62%、0.62%、ベレン市は0.90%、0.60%、リオ市は0.62%、0.60%、ブラジリア市は0.53%、0.28%ゴイアニア市は0.53%、0.28%となっている。(2016年6月9日付けエスタード紙)