今年第1四半期のGDP伸び率はマイナス0.3%を記録したにも関わらず、Valor Data社の今年第1四半期のGDP伸び率予想のマイナス0.8%よりも大幅に改善 また4月の鉱工業部門の生産は前月比0.1%増加、3月の1.4%増加に続いて2カ月連続で増加して景気の底を打った可能性も指摘されている。
中銀の最終フォーカスレポートでは、今年のGDP伸び率は前回予想のマイナス3.81%からマイナス3.71% に上方修正、2017年のGDP伸び率も前回予想の0.55%増加から0.85%増加に上方修正されている。
また今年の鉱工業部門のGDP伸び率は、前回予想のマイナス6.0%からマイナス5.9%に上方修正、2017年の鉱工業部門のGDP伸び率も前回予想の0.9%増加から1.0%増加に上方修正されている。
また中銀の最終フォーカスレポートでは、今年のインフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の7.06%から7.12%と3回連続で上方修正、また今年5月のIPCA指数は、食料品の値上げ、電気代並びに電話代の値上げが影響して、1か月前の予想の0.52%から0.72%に上方修正されている。
今後12か月間のIPCA指数は前回予想の5.96%から5.94%に下方修正されたが、1か月前の予想6.15%から大幅に減少、また2017年のIPCA指数は5.50%と3週間連続で据え置かれている。
また今年の政策誘導金利 (Selic)は12.88%、2017年は11.25%がそれぞれ予想されており、今月7日と8日に、アレシャンドレ・トンビーニ総裁最後の中銀の通貨政策委員会(Copom)が開催される。
的中率が最も高いトップ5銀行では、今年のIPCA指数は前回予想の7.16%から7.09%に下方修正、2017年のIPCA指数は5.50%を予想している。(2016年6月7日付けエスタード紙)