今年初め4か月間の中銀並びに国庫庁、社会保障院(INSS)で構成される中央政府の財政プライマリー収支は、84億5,000万レアルの赤字を計上、統計を取り始めた1997年以降では最高の赤字を記録している。
今年初め4か月間のインフレ指数を差引いた国庫庁の実質歳入は、前年同期比4.1%減少の3,797億1,000万レアル、一方歳出は2.2%増加の3,881億6,900万レアルを記録している。
昨年から継続する経済リセッションによる企業の売上減少に伴う法人税関連の歳入減少、失業率増加に伴う失業保険並びにサラリーボーナスへの社会保障院(INSS)の支出が63億レアルに達している。
一方連邦政府は今年初め4か月間の公共支出削減として、公共投資を前年同月比7.9%減少の197億9,000万レアル、ジウマ・ロウセフ大統領の最優先プロジェクトである経済成長加速プログラム(PAC)の支出は3.4%減少の142億9,000万レアルに抑えており、また大衆住宅プラン“私の家、私の暮らし”に対する補助金は60.6%カットしている。
4月の中央政府の財政プライマリー収支は、法人税の納税が集中した影響で97億5,000万レアルの黒字計上、支出は前年同期比6.4%減少の938億6,100万レアルに留まって、2015年11月以降では最小の支出を記録している。
4月の過去12か月間の中央政府の財政プライマリー収支は、GDP比マイナス2.3%に相当する1,438億5,000万レアルの赤字を計上している。(2016年5月31日付けヴァロール紙)