昨日23日、ラヴァ・ジャット作戦関連汚職問題捜査を妨害する計画について話し合っているロメロ・ジュカ企画・予算管理相の声を録音した内容が新聞報道されたことを受け、ロメロ・ジュカ企画相は自分を防御するため暫定的に公務から退くと発表、船出したばかりのミッシェル・テーメル暫定政権にとっては大きな痛手となっている。
しかしミッシェル・テーメル暫定政権は、180日間の停職となっているジウマ政権時から延び延びになっている今年度の補正予算案承認のために、今日国会に補正予算案を提出して強硬採決を試みると予想されている。
2016年度の中銀並びに国庫庁、社会保障院(INSS)で構成される中央政府の財政プライマリー収支予算は1704億9,600万レアルの赤字予算を計上、地方政府(州・市)の財政プライマリー収支予算は65億5,400万レアルの黒字、今年の連邦政府の財政プライマリー収支予算は1,639億4,200万レアルの赤字予算となり、ジウマ政権の最終予算である967億レアルの赤字の約1.8倍に相当する赤字予算を見積もっている。
今年の中央政府の財政プライマリー収支予算はGDP比2.64%の赤字、2017年はGDP比1.30%の黒字、2018年はGDP比2.0%の黒字として補正予算の承認を試みるが、2017年度の財政プライマリー収支黒字の達成は不可能であると金融市場関係者は予想している。
また連邦政府では2016年度の公的債務残高はGDP比73.4%、2017年はGDP比73.8%、2018年はGDP比72.2%とそれぞれ予想、今年3月ならびに4月の歳入は77億レアルに留まっている。(2016年5月24日付けエスタード紙)